商品づくりの5つのポイント
POINT創業から60余年、海の恵みを大切にしながら、食文化を創造していくことをテーマにしてきました。
私たちがものづくりにおいて大事にしている思いを「5つのこだわり」として掲げました。
気仙沼港はヨシキリザメ、モウカザメ、アオザメなどサメの水揚げ量日本一。江戸時代末期からヒレ、肉、皮、骨など余すところなく利用してきた「サメの町」です。
この地でフカヒレという素材の魅力を最大限に引き出したい―。そんな思いで創業以来、常識にとらわれないアイデアで加工技術の開発を続けてきました。例えば、フカヒレの命といえるコラーゲンを壊さず留める独自の製法を開発。とろりとした極上の口当たりやぷりぷりの食感といった質をアップさせることができました。
また、生のヒレから皮や骨、肉などを取り除いて乾燥させたものを「スムキ」といいますが、実は創業当時に当社が開発した加工法。今では世界共通のフカヒレ用語になりました。【フカヒレスムキ商標登録番号第5435363号】
フカヒレといえば気仙沼。そう評価を頂けるようになったのは、捕獲したサメの鮮度や質を保つ漁師の技と、浜で待ち受ける加工業者の技の連携です。豊かな三陸の海と海の仕事への敬意を込めて、気仙沼産フカヒレをメインに「気仙沼の食」をお届けすることにこだわっています。オイスターソースに使用するカキは気仙沼・唐桑産です。森の栄養が流れ込む海の畑で、たっぷりと旨みを蓄えたカキ。地元漁師だからこそ知る本当の旬に着目した産地ならではの商品です。
※一部のフカヒレは弊社の加工技術及び鮮度管理の元、安定供給のために海外の協力工場から原料の仕入、加工したものを仕入れています。
高級中華料理店のレシピをもとにつくり上げた本格的な中華のほか、和食や洋食に合う味付けなど、ご家庭で簡単に調理でき、食卓がより楽しくなる工夫をしています。時代に合わせた美味しさを追求するため、国内外で活躍するシェフとも交流を重ね、アドバイスをもとに常に味を磨いています。
積み重ねてきた伝統技術と最新技術をうまく取り入れ、常により良い商品づくりを目指しています。例えば繊細なフカヒレを扱うのは、熟練の職人。一つひとつ手作業で皮や骨を取り除いています。最新の乾燥機では、低温で栄養を壊さず、旨みを増しながら仕上がりを細かく調整できます。蒸気を使って乾物を蒸し上げる当社独自の製法(特許取得)により、大きさに関わらず、型崩れしにくく鮮やかなフカヒレに。
長年フカヒレで開発してきた技術は、地元食材を使った新しい商品の開発などにも生かされています。
商品の「安心・安全」は何よりの基本。仕入れから加工、出荷まで、設備・作業の衛生管理はもちろん、熟練の職人の目と機械検査を重ねて安全性のチェックを行っています。
調理工程でも出来るだけ添加物の使用を避ける事や有害な薬品等は一切使用しません。特にオイスターソースは、国際的な食品衛生管理法であるHACCAP(ハサップ)認証を取得。高いレベルでの安全性を実現しています。