- 2016年3月2日
- けせんぬまインターン生の日記11
【メカジキについて】
今回はメカジキについて書きたいと思います。
気仙沼に来てからというもの、メカジキに触れる機会が非常に多く(頂いたり、骨を焼いたり)、なんでだろうと思ってたんですが…
気仙沼はメカジキの水揚げ量が日本一なんですね!
しかもちょうど2月ごろまで旬の時期!
本当にいいタイミングで気仙沼来たなとつくづく思います(笑)
そこで少しメカジキについて勉強したのでここに書いてみます。
気仙沼ではメカジキを獲るために普通の漁法に加え、「突きん棒漁」
という伝統漁法も行っているそうです。
参考画像元:千鳥丸様
5mもの長さがあるモリを持った人が船頭の「突き台」に立ちます。
そして、射手がうまくカジキを突けるように上の見張り台にいる人が船を操縦します。
漁の流れは、
カジキを見つける
↓
船で追いかけ射手がカジキにモリを突く
↓
刺さればモリに電気を流して仮死状態にする
↓
船にあげて、吻(上あごから伸びたとがった口先)を切る
という風な流れです。
カジキは獰猛な性格で、船の上で暴れて船員がやカジキ自体が傷ついてしまう恐れがあります。なので、電気モリで仮死状態にし、船上に上がった時に吻を切っておくそうです。
このようにして獲ったメカジキですが、
いろいろな調理方法(照り焼き、ソテー、煮つけ、唐揚げ、ムニエルなどなど)があります。
照り焼き、ソテー、全部おいしそうですが、
個人的にはやっぱり刺身にして生のままいただくのがおすすめです!
以前御厚意でごちそうしてもらったことがありました。
口に入れた瞬間、
あぶらがとけて甘みが口の中いっぱいに広がり、あっというまになくなっていまいました。
いつも本当かな?と疑っていた、「噛まなくてもとけてなくなる」ってテレビのレポーターのセリフが理解できました。本当においしかったです。
なので、気仙沼に来たらおいしいものたくさんありますが、
ぜひともメカジキの刺身食べてみてください!絶対おいしいので!!
《おにむら》